子育てログ2

子育てログ2

子が生まれて半年を過ぎた。本当にあっという間に時間が過ぎていくし、どんどん子が成長していく。写真や動画も撮ったりするが日々の成長にまつわる些細な事はブログやらで文章として残しておかないと一瞬で忘れてしまう。

ブログを書こうと思って色々とメモを残していたのでそれを取り込みつつ、半年までの振り返りをいくつか。

生後どれぐらいかは忘れてしまったが、ある時から妻がある程度のルーティンを決めてくれ、夕方からの流れを確立してくれた。

2ヶ月目に入るとルーティンが子にも浸透してきて、日中は適度に寝かせたり、外に散歩などして夕方には親の夕飯〜片付け〜お風呂掃除〜お風呂入れて親も順番に入る。そこから寝かしつけ、上手くいけば少し自由時間で就寝という流れが確立した。

子は生後3ヶ月を突破して、先日100日記念のお食い初めというものをしてみた。 子はすくすくと育っていて、新生児時に着ていた服がピチピチになってサイズアウトしたり、体重が増え抱っこも大変になってきた。それに伴って色々と大変さが分かってきた。

子育ての大変さ

まず始めに言っておきたいのは、子を持っていない人はただ単純に意識が向いていないだけだと思う。自分もそうで、経験した事のない事を想像するのは難しい。妊娠が分かってから、子育てということが自分の意識に入ってくる。何となく大変そうなのは想像していて、大変な時というのは2,3日全然寝れずに子を見るとかかな、それなら何とか出来るかなーと思っていた。

実際とのギャップ

実際は全然違っていて、子が産まれてからは夜に7時間とか8時間とかストレートに寝るのが出来なくなって、3時間に一度起きる生活が1-2ヶ月程度続く。最初は大丈夫だが段々とスリップダメージのように蓄積されていく。このせいで体力が全快する事がなく、それが精神的にもじわじわとダメージが溜まっていく。睡眠がこんなにも大切だとは思ってなかった…

前回のログにも書いたがグズるとリカバリーするのが大変なので、グズる前になるべく対処してしまいたくなる。

初めて分かったのだけど、自分がこうしたい、これしたいというのを自分のタイミングで出来ないのはかなりのストレスであると感じた。仕事だけをしている方がよっぽど楽であると自分は思いました。

例えばではあるが、10分で終わる明確で簡単なタスクが数個あり、いざそれに取り掛かろうとした瞬間に割り込みプロセスが入る。この割り込みプロセスは少なくとも数分で終わるものではないし、いつ処理が完了するか不明みたいな感じ。 これを体験するとかなりのストレスを感じるんだけど、子が生まれるまでこんな経験をする事は無いので全く想像出来なかった。

大人であれば会話やそもそもの仕組みを変える事で問題は解決出来るかもしれないが、赤ちゃんに対しては一方的にこちらに突きつけられるだけである。子が自分自身でコントロール出来るものではないと頭では理解していてもスリップダメージで蓄積して、精神を削られた状態だと中々来るものがある。

...というのを生後3ヶ月ぐらいの時に書いていたんだけど、その後夜寝かせるのが大変になっていき、父母は疲弊していた。生後5ヶ月ぐらいからスリープトレーニングを始めた。子が眠たいタイミングでベッドに置き、一人で寝てもらうトレーニング。今も一人では寝れないのでしばらくしたらめちゃくちゃ泣く。けど親は少し放置する。限界が来た所で抱っこしてあげると子はすぐ寝落ちする。

このトレーニングをしてから子がどれぐらい泣くのかをある程度知ったのと、ちょっと置いていても大丈夫というのを知ってからかなり気持ちは楽になった。それまでは少しでも泣くとすぐにあやしてリカバリーしなければ…!という気持ちが強くて結構しんどかったが、もうちょっと気持ちにゆとりが持てたのが大きい。

その後

この大変さを通して分かったのは、父親も出来る限りこの最初期の育児フェーズに参加するべきかなと。ネットなどで父親側が育児は楽というのを見たりするんだけど、この最初のフェーズを経験していたら、楽というワードは出てこないんじゃないかなと感じている。自分なら大変ではあるが妻と協力して何とか出来るよ、ぐらいで決して自分の口から楽とは言えない…近くに自分の両親や子供を見てくれる人が居なかったのでよりそう感じるのかもしれないが。

ただこのフェーズを夫婦で一緒に乗り越えたら、大変さの共有を妻と出来るので夫婦間の結束は強くなると思う。やる事が大体わかるので、自分一人でも数時間なら子を見れるようになる。

子が生まれてから

一気に色んな事が変わるのだけれど、やっぱり1番は自分の時間が無くなること。趣味だったり、どこかにちょっと出掛けるとかイベントに出るとかそういった事は出来なくなる。もちろん夫婦間で話し合って時間作る事も可能だけど、仕事もしていたらその間は妻が見てくれているので上手い事お互いにフォローするのが必須。生後半年の今は、ちょっとずつ子育ても慣れて来て、少しずつ自由な時間が増えてきた。(それでも夕方以降に出掛けるというのはルーティンの兼ね合いからかなり厳しい)

おわりに

色々苦労の方を多く書いたのだけれど、日々子供が成長していくのが見れるし、毎日色んな事を吸収して昨日出来なかったことが出来るようになっていたりすると、人間って凄いなって思うし、今は感情が前よりももっと豊かになって愛くるしいよ!とりあえず半年、大きな障害がなく健康に育ってくれて嬉しい。

Author

Michinobu Nishimoto

記事を書いてる人: 日本とカナダのWeb制作会社で数年間の経験を積んだ後、カナダのスタートアップでフロントエンドエンジニアとしてWebアプリケーションの開発をしている。

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