カナダの会社で試用期間を乗りきるまでの話
試用期間が終わった
僕の会社では試用期間は90日間に設定され、約3ヶ月がプロベーション所謂、試用期間というものでした。入社の際にベネフィットやルールなどが書かれた書類にはプロベーション中は告知なしにいきなり切る事もありますよーみたいなことがさらっと載ってて、日々怯えつつ働いてました。
で、先日プロベーションが終わり正社員として働く事になりました🎉
たった3ヶ月でも色々ハイライトになるような出来事は多かったので残しておこうかなと思います✨
どんな会社か
僕の会社は主にWeb制作をしている会社で英語ではSister Companyとなっていますが実質親会社と連携しています。親会社は設立から15年以上経っているマーケティングの会社です。扱うクライアントの業種は様々でかつ、E-commerceなどもあります。基本的にはWebサイトの制作で100%(僕が関わった中では)WordPressサイトです。
役割
僕はWordPress Developerの募集で応募したのですが、受かった後は何故かFront End Developerになってましたw とはいえWordPressサイトの作成なので何も問題はなかったです。コミュニケーションが英語なだけで、日本のWeb制作会社でWordPressサイトを作ってた頃とあんまり変わらないですがワークフローが凄く整ってるので、仕事しやすいです。
記憶に残るハイライト
いくつか記憶に残る、いい経験をしたのでピックアップ。
面接でビートボックスを披露する
僕の履歴書には特技としてビートボックスって書いてたんですが、どの面接でもそこには触れられたことはなく毎回スルーでしたw 受かったウチの会社だけが唯一、「最後に質問したいんだけど、ビートボックス出来るの?」と言われて軽く披露したところ大ウケ。これが後に大きな事に。
初日の辛さ
入社初日はめっちゃしんどかったのを覚えています。情報量が多すぎてちゃんと理解する前に次、次…のような感じでした。自分の会社は色々な事をシステム化しているので最初こそが一番しんどかったです😇 でも会社のみんなはめっちゃ優しかったです✨
入社一週間で同僚の一人が居なくなる
バックエンドの人だったんですが、ちょうど僕のディスプレイが見える位置に居て色々ドキュメント読んだり悩んでいると、色々と助けてくれてたんですが、次の週に会社に行くとその人は居なくなっていました😱
コントラクター(契約社員)だったので更新されなかったとの事ですが、僕自身には異常な緊張感を持って仕事してました。
年末パーティーで前座をする
入社して2週間が過ぎた頃、年末恒例の親会社との合同パーティーがありました。基本的には全員参加のパーティーです。昼間にボスから「俺がスピーチする前に、ちょっと前座でビートボックスしてくれない?」と言われたのでめちゃくちゃ軽く承諾。その日の夜にパーティーがありました。
Googleカレンダーで場所と時間とドレスコードが書いてたんですが、今までそういった経験がなかったのとドレスコード Cocktail の意味がわからず、カクテルってなんだろーまぁいつもカジュアルだしいつも通りでいいだろと思って、パーカー+ジーンズのいつも通りのスタイルで行きました。
ドレスコードを知る
会場というかレストラン+バーみたいな所に着くと、なんと同僚の人はスーツを着ているではありませんか。で、わからんのでドレスコードの意味を聞くとカジュアルとフォーマルの中間ぐらいがカクテルの意味らしく、その後来る人みんなそんな感じでした。そうです、たった一人だけスーパーカジュアルだったのです😇
前座のビートボックス
スーパーカジュアルで入社2週間の外人は、全員の視線を感じつつマイク一本でビートボックスを披露。完全に会場を沸かせることがなんとか出来ました✨ 強烈なインパクトを親会社を含め残すことが出来ました。また親会社では、日本人の男が面接でビートボックスをしたという話は聞いていたものの半信半疑だったそうです。それが本当だったので色んな人に最高だったとか声をかけてもらいまして、ある意味スーパーカジュアルが逆に目立って結果オーライになりました。
また、少し落ち着いた頃にクリエィティブディレクターから、「入社2週間ぽっちで、ローカルでも人の前に立つのは断ることが多いのに、おまいは全てをひっくり返してさらに盛り上げるのはホントに凄いよ」って真顔で言われたのを覚えてます。
新しいFront End Developerの入社
1ヶ月経った頃に、新しいFront Endの人が入ってきました。ローカルの人なので英語は問題ない事と経験者であったので、これは比べられるのかなぁと思っていました。入って結構すぐに色々な小さいタスクを投げられており、僕の時とちょっと違ったのでドキドキしつつ仕事してました。
気付いたらFull Stack Developer
いろんな事のタスクを投げられつつ、仕事をこなしていると段々Front EndだけでなくBack Endも担当するようになりました。元々リーダーからBack Endに興味はあるかとか、ちょっとしてみない?っていうのは言われてて、最終的にはFull Stackな立ち位置に行ってほしいと言われました。
さいごに
ほぼ毎日怯えつつ働いてました。また自分のキャラがほぼ確定したので過ごしやすくはなりました。コミュニケーションにはまだまだスキルが足りないと感じつつ日々頑張っています🙌 プロベーションという一つの区切りは終わったものの、まだまだ足りないものだらけなので日々頑張って行きたい所存。
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2020/01/12 - サムネイル画像を追加