カナダ・バンクーバーに来て5年が経って得たものと失ったもの

カナダ・バンクーバーに来て5年が経って得たものと失ったもの

カナダ・バンクーバーに来て5年が経った

2015年9月1日にカナダのバンクーバーに来ました。それから丸5年が経過し区切りとして良いなと思ったんですけどブログを見返したら、去年に5年目に突入したと言う事で既に振り返りをしていました。来てから何をしていたかは バンクーバー生活が5年目に突入した を見てもらえたら嬉しいです✨

なので今回はこのバンクーバー生活5年間で得たものや失ったものを書いていこうかなと思います。このネタは知り合いのを勝手に貰いました。(最近ブログ書いてくれなくて少し寂しい)

失ったもの

まずは失ったものたちから列挙していきます。

お金

来てから就職するまではほとんど仕事はして無かったに近かったし、学校などの支払いもあったので軽くウン百万は使っています。就職するまでの約2年間でこれだけ使っています。就職してからは全て賄う事が出来ていますが永住権やら住居が変わったりなどの出費で中々お金が貯まる事は無かったです。この辺が落ち着けばお金は貯まっていくと思います😇

今思えば、もう少しフリーランスの仕事をしておけばマシだったかもしれないと思うんですがこれは実務経験があるからであって未経験の人がアルバイトやフリーランスをするのは学校の授業や宿題などの関係でおそらく厳しいと思います。多分してる暇は無いんじゃ・・・と感じます。

日本に居る友人とか

厳密には失っては居ないんですが、僕が全然日本に帰れてない間に周りの友人は気付いたら結婚していたり全然違う地域に行ってたりなどしていて交流が続いてるのはほんとに一握りぐらい+カナダで出会って帰った組ぐらいです。時差もあったり向こうは仕事が忙しかったりで連絡も途切れ途切れな感じです。ポジティブに言うなれば人間関係をリセットしたい人には物理的に可能なのである意味良いかもしれない。定期的に連絡するの大事ですね

実家

この二文字の破壊力は凄いと思うんですが、自然災害での2次被害的な感じで実家が実質帰宅不可となり今は全然違う所に実家が移転しました。しかもそれですらまだ行った事が無くもはや誰かの家的な感じになりました。家族は全員無事です念のため🙌
一応色んな思い出はあるので、日本に帰ったら旧実家を見に行けたらなぁとは思います。

得たもの

失ったものの破壊力が中々なので得たもので中和しよう

英語力

英語ペラペラかと言うとそうでもないんですけど、とりあえず5年生き抜く為の英語力ぐらいは付けれたかなと思います。英語を話す事が出来るが、流暢ではないと言うのが一番しっくり来ます。複数人の会話に混ざるのは未だに苦手ですが、1on1であれば結構話すことは出来ます。特に技術系の会話であれば色んな引き出しがあるのでエンジニアとの会話は楽しいなと思うぐらいにはなりました✨

リスニングはまだ弱いので、どうにかこのレベルを上げていかないとな。これからも勉強は続きますし終わる事はないと思います。

プライベートの時間

日本にいた時は仕事が忙し過ぎて、休日も2週に1回ぐらいは出社してたし、プライベートなんて無くて家は本当に寝るだけの場所に近かったんですが、カナダに来てから残業はほぼ無くなって家でゆっくりする時間が出来たのは凄い嬉しい。

自由に出来る時間があるのは色々考えたり勉強する時間に充てたり、誰かと過ごしたりなど日本の時とはまた違った時間の過ごし方があって楽しいです。

エンジニアとかクリエイティブ系の人たち

日本にいた時はテック系のイベントに行くなんて全く無理だったし、周りの友達にエンジニアは一人も居なかったんですがこっちに来て同じ日本から来たエンジニア・クリエイティブ系の人たちと出会えたのは大きいです。

使ってるエージェントのコミュニティのお陰なんですが、みんな凄いスキル持ってて凄いし、良い情報なんかもシェアされてたり。色んな考え方があって凄い勉強になるので個人的には新鮮です。デザインの相談とか出来たり、スキルセットの相談とかしたり。多分日本に居たらそんなに出会ってなかったんじゃないかなと思いました。

給料

単純計算でも年収は2倍になりましたし、日本で働いてた時間を考えると実質3倍ぐらい給料は上がっています。今でも高いものを買うのはすっごい悩むけど、昔とはだいぶ生活レベルが変わったなーと感じます。日本よりかは下がったーって言う人もいるぐらいなので人によって差はあるので、この辺りは個人差があります

海外で働けるという自信

なんだかんだで現地の企業で2年以上働いているので、スキルや文化が合えば海外で働くのは出来るという自信は付きました。就職するまでは不安で仕方なかったけど、いざ働いてみると案外出来てチームや会社に貢献出来て嬉しいし他の国でもハードルは高いかも知れないけどちゃんと準備すれば就職出来る可能性は高いと思いました。

失ったものも多々ありますが、それ以上に得たものは大きいと自分は思うので今もまだここに居るのかなーと感じます。これから先また考え方とか変わるかも知れないけど、現時点ではこんな感じの自分です。

Author

Michinobu Nishimoto

記事を書いてる人: 日本とカナダのWeb制作会社で数年間の経験を積んだ後、カナダのスタートアップでフロントエンドエンジニアとしてWebアプリケーションの開発をしている。

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